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娘の就職先が心配な親御さんへ

     
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就活中の娘の相談には乗るものの、いざ親の意見を伝えるとケンカになってしまう――そんな経験をしたことのある親御さんも多いのではないでしょうか。ここでは、就活生のアンケートをもとに娘の心理を読み解き、親がどのように見守るべきかについて解説します。

最近の親の関わり方と
就職活動への影響

人事が注目する
「オヤオリ」「オヤカク」

企業は、新卒採用を成功させるためにさまざまな施策を行っていますが、近年特に人事担当者の間で注目されているのが「オヤオリ」(親向けオリエンテーション)「オヤカク」(親確認)という言葉です。

「オヤオリ」は、企業が新卒の親に向けて開催する就職説明会を指します。事業内容や規模、待遇、福利厚生などを説明し、「安心して子どもを就職させられる企業である」と伝えることが目的です。

「オヤカク」は、親による内定承諾の確認のことで、親の意向によって内定辞退を決める可能性がある新卒に対し、企業が事前に状況を把握するための取り組みです。新卒採用市場においては、「内定辞退」を防ぐために導入されるケースが近年増えています。

親が子どもの就活に関与する
ケースが増えている

株式会社ABABAの「就職活動に関する意識調査」(2024年)によると、「親に就活を把握してほしい、サポートしてほしい」学生は51.7%「子どもの就活に関与したい」親は51.3%という結果でした。このデータからも、親子で就職活動に向き合う「二人三脚型の就活」が増えている傾向が見て取れます。

参照元:PR TIMES|【ABABA総研】就職活動に関する親と子の意識調査・比較(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000068609.html
調査期間:2024年8月14日~8月24日
調査対象:
・2023年度卒業・2024年度卒業予定の就職活動経験者300名
・2023年度卒業・2024年度卒業予定の就職活動経験者の子どもを持つ親300名
調査機関:株式会社ABABA

親ができる
就活サポートと心構え

子どもは親に「背中を押してほしい」

同調査では、子どもに対して「親に関与してほしい理由」を質問しています。

  1. 自分一人で決断するのは不安(58.7%)
  2. アドバイスをもらって背中を押してほしい(54.2%)

このことから、就活に迷ったときに親に寄り添ってほしいと考えている子どもが多いことがうかがえます。

参照元:PR TIMES|【ABABA総研】就職活動に関する親と子の意識調査・比較(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000068609.html

子がサポートしてほしい具体的内容

「就活を進めるにあたり、両親にしてほしいことはありますか?」という質問では、

  1. 企業が行う就活説明会や講座に
    参加してほしい
    (36.8%)
  2. 大学の就職説明会や講座に参加してほしい(35.5%)
  3. 自身が通う大学の保護者面談や三者面談に
    参加してほしい
    (32.3%)

といった回答が挙がりました。また、親に求める支援としては、

  1. リクルートスーツ購入費用(49.7%)
  2. 選考会場への送迎(34.2%)
  3. 資格取得に関わる費用(20.0%)

など、主に費用面に関わるサポートが求められていることが分かりました。その他にも、「面接の練習相手」(33.6%)、「応募書類の添削」(26.5%)といった、就活の実務面での支援を求める声も見られました。

参照元:PR TIMES|【ABABA総研】就職活動に関する親と子の意識調査・比較(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000068609.html

親の関与を避けたい子どもの理由

一方で、自分の就活に親は関与してほしくないと考える学生も約半数います。関与してほしくない理由として、

  1. 自分の就職先は自分で決めたいから(44.1%)
  2. 親に決めてもらうようで恥ずかしいから(24.8%)
  3. 親に口出しされることが煩わしいから(20.2%)

といった意見が挙がっています。

参照元:PR TIMES|【ABABA総研】就職活動に関する親と子の意識調査・比較(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000068609.html

親ができる適切なサポートのポイント

上記の調査結果からわかることは、子どものタイプに応じて、親のサポートの仕方を考えることが大切だという点です。そこで、アンケート回答を参考に、子どもの就職活動を見守る際の親の心構えをチェックリストにまとめました。

  • 子どもが親のサポートを求めているか見極める
  • 親子参加型の説明会や面談に同席を求められたら積極的に参加する
  • 子どもが相談してきたときはしっかり話を聞く
  • 子どもの意思を尊重し、親の考えを押し付けない
  • 就活にかかる費用をサポートできる準備を
    しておく

子どもの就職先を心配するのは、多くの親が抱く思いです。しかし、親の考えを押し付けるのではなく、子どもの性格や将来のビジョンを理解した上で、その子に合ったサポートをすることが重要です。

Summary
親が知っておくべき
現代の就職事情

今どきの就職活動では、「オヤオリ」「オヤカク」といった言葉が広まり、親の関与がより一般的になっています。子どもの約半数は、親の関与を肯定的に捉え、アドバイスや後押しを求めていることがわかりました。

また、企業や業界に対するイメージは、親世代の頃とは大きく変わっている可能性があります。そのため、親が前向きな姿勢で就活をサポートすることで、子どもの選択肢を広げることにもつながるでしょう。